DAMGUNは、バックアップに関する次のような課題を解決します。
- 操作方法が直感的に分かりづらい
- 復元したいファイルを検索したいが、断片的にしか思い出せない
- 復元したいファイルのバージョンが、どのバックアップに存在するか分からない
- ディスクのスナップショットバックアップに切り替えたが、フォルダ/ファイル情報の検索に手間がかかる
この度、スマートソフトウェアでは、バックアップソフトウェアの補完ツールとして、DAMGUN(Disk Analyze and Managed by Generation Utility for NTFS)ソフトウェアを開発致しました。バックアップ形態が多様化するなかで、一般的なバックアップソフトウェアでは実現されていない機能をご提供致します。本ツールが、お客様のお役に立てれば幸いです。
オフライン/オンライン状態のWindows用ボリュームに対してNTFSファイルシステム内のフォルダ/ファイル情報をデータベース化することが可能
データベース化されたデータを透過的に
検索することが可能(ファイルの変更履歴検索)
オフライン / オンライン状態のWindows用ボリュームに対してNTFSファイルシステム内のフォルダ / ファイル情報をデータベース化することが可能です。
これにより、一般的なバックアップソフトウェアに比べて高速にカタログ情報を生成することができ、データ量増大に伴うバックアップ運用に関する制約(バックアップウィンドウ)を大幅に低減します。
また、ストレージのスナップショット機能では実現されない、スナップショット毎のカタログ情報を生成することで、リストア運用に関する運用負荷(リストア対象ファイルの検索等)やRTOを大幅に低減します。
DAMGUNプラグイン(各社のストレージに対応した自動データベース化プラグイン)を導入することで、解析パートのデータベース化を自動で行うことが可能となります。
DAMGUN稼働状況(一例)のご紹介
稼動環境/作成時間 | DAMGUN |
---|---|
対象データ | 約52TB (12Volume) |
ディレクトリ/ ファイル数 |
約36.7万/5500万 |
バックアップ先 | DAMGUN Database |
フォルダ/ファイル構造作成時間 | 約2.25時間 |
参考情報:
磁気テープ (LTO6) の最大転送速度は、1.44TB/時であるため、対象データをバックアップした際のフォルダ/ファイル構造作成時間 (理論上) は、下記のようになります。
並列度 | フォルダ / ファイル構造作成時間 |
---|---|
1 | 36.1時間 |
2 | 18.0時間 |
4 | 9.0時間 |
稼動環境 | DAMGUN |
---|---|
対象データ | 約52TB |
ディレクトリ/ ファイル数 |
約36.7万/5500万 |
検索条件 | 1volume(4.3TB)の460万件のデータから、特定のファイル情報を抽出する |
カタログ表示時間 | 約2分30秒 |
推奨環境
PCプラットフォーム(物理/仮想) | 物理サーバを強く推奨 ※Hyper Visor経由で処理対象ディスクが参照可能な場合、仮想サーバも可能 |
搭載メモリ | 16GB以上 |
OS | Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 Windows Server 2012 R2 (64bit版OSに限る) |
備考 | NTFSファイルシステムに限る |
PCプラットフォーム(物理/仮想) | いずれも可能 |
搭載メモリ | 8GB以上 |
OS |
Windows 7 Service Pack 1 以降 Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 Windows Server 2012 R2 |
推奨ブラウザ |
Microsoft Internet Explorer 11 以降 Mozilla FireFox 52 以降 Google Chrome 54 以降 |
推奨解像度 | 1024 × 768 ピクセル以上 |
備考 | 解析パート環境と同一環境も可能 |